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FFAPパッケージは、C-x
C-fのようなファイルを探すためのキーにバインドされているコマンドを、よりセンシティブなデフォルトを提供するコマンドに置き換えます。これらのコマンドにプレフィクス引数を与えたときは、通常のコマンドと同様に振る舞います。それ以外の場合、ポイント周辺のテキストからデフォルトのファイル名を取得します。バッファーから見つかったのがファイル名ではなくURLの場合、このコマンドはそれを閲覧するためにbrowse-url
を使用します(Browse-URLを参照してください)。
この機能は、メールバッファーやニュースバッファー内の参照、READMEファイル、MANIFESTファイルなどをフォローするのに便利です。詳細については、C-h P ffap RETとタイプして、パッケージのコメントを参照してください。
FFAPを有効にするには、M-x ffap-bindingsとタイプします。これにより、以下のキーバインドが作成され、Rmail、Gnus、VMアーティクルバッファーでの、追加FFAP機能にたいするフックもインストールされます。
filenameを検索します(find-file-at-point
)。デフォルトのファイル名は、ポイント周辺のテキストから推測します。
ffap-read-only
。find-file-read-only
に相当します。
ffap-alternate-file
。find-alternate-file
に相当します。
ポイント位置のディレクトリー名をデフォルトとして、directoryでDiredを開始します(dired-at-point
)。
ffap-list-directory
。list-directory
に相当します。
ffap-other-window
。find-file-other-window
に相当します。
ffap-read-only-other-window
。find-file-read-only-other-window
に相当します。
ffap-dired-other-window
。dired-other-window
と同様です。
ffap-other-frame
。find-file-other-frame
に相当します。
ffap-read-only-other-frame
。find-file-read-only-other-frame
に相当します。
ffap-dired-other-frame
。dired-other-frame
に相当します。
バッファーから次のファイル名またはURLを検索して、そのファイルまたはURLを開きます。
ffap-at-mouse
は、マウスがクリックされた周辺のテキストから推測されたファイルを開きます。
カレントバッファーに記述されたファイルとURLのメニューを表示して、選択されたものを開きます(ffap-menu
)。