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41.2 挿入後の移動の制御

Pictureモードでは、“自己挿入”文字は上書きとポイント移動を行なうので、ポイントを移動する方法に、本質的に制限はありません。ポイントは通常右に移動しますが、“自己挿入”文字の後に移動する方向は、直行方向と対角方向の8つのうちから任意の方向を指定できます。これはバッファーに線を描くとき便利です。

C-c <
C-c LEFT

挿入の後、左に移動します(picture-movement-left)。

C-c >
C-c RIGHT

挿入の後、右に移動します(picture-movement-right)。

C-c ^
C-c UP

挿入の後、上に移動します(picture-movement-up)。

C-c .
C-c DOWN

挿入の後、下に移動します(picture-movement-down)。

C-c `
C-c Home

挿入の後、左上(“北西”)に移動します(picture-movement-nw)。

C-c '
C-c prior

挿入の後、右上(“北東”)に移動します(picture-movement-ne)。

C-c /
C-c End

挿入の後、左下(“南西”)に移動します(picture-movement-sw)。

C-c \
C-c next

挿入の後、右下(“南東”)に移動します(picture-movement-se)。

カレントPicture挿入方向にもとづき移動を行なうコマンドは2つです。1つはコマンドC-c C-f (picture-motion)で、その時点で“挿入”後に移動すると定められた方向と同じ方向に移動するのがC-c C-f (picture-motion)で、逆方向へはC-c C-b (picture-motion-reverse)です。