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19.2 既存のバッファーを一覧する

C-x C-b

既存のバッファーをリストします(list-buffers)。

既存のバッファーのリストを表示するには、C-x C-bとタイプします。リストの各行にはバッファー名、サイズ、メジャーモード、visitしているファイルが表示されます。バッファーは、カレントだった順でリストされます。したがって、一番最近カレントだったバッファーが先頭に表示されます。

行の最初のフィールドの‘.’は、そのバッファーがカレントであることを示します。‘%’は読み取り専用バッファーであることを示します。‘*’はそのバッファーが“変更”されていることを示します。いくつかのバッファーが変更されていて、それらを保存するべきだと思ったときは、C-x s (Save Commandsを参照してください)で保存します。以下はバッファーリストの例です:

CRM Buffer                Size  Mode              File
. * .emacs                3294  Emacs-Lisp        ~/.emacs
 %  *Help*                 101  Help
    search.c             86055  C                 ~/cvs/emacs/src/search.c
 %  src                  20959  Dired by name     ~/cvs/emacs/src/
  * *mail*                  42  Mail
 %  HELLO                 1607  Fundamental       ~/cvs/emacs/etc/HELLO
 %  NEWS                481184  Outline           ~/cvs/emacs/etc/NEWS
    *scratch*              191  Lisp Interaction
  * *Messages*            1554  Messages

この例でバッファー*Help*は、ヘルプを要求されたことにより作成されます(Helpを参照してください)。これはファイルをvisitしていません。バッファーsrcは、ディレクトリー~/cvs/emacs/src/にたいして、Diredが作成したバッファーです。ファイルをvisitしているバッファーだけを一覧するには、C-u C-x C-bのように、コマンドにプレフィクス引数を与えます。

list-buffersは名前がスペースで始まるバッファーを省略します(そのバッファーがファイルをvisitしていない限り)。これらのバッファーは、Emacsにより内部的に使用されます。