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39.1 PostScriptのハードコピー

これらのコマンドはバッファーの内容をPostScriptに変換して、それを印刷または別のEmacsバッファーに出力します。

M-x ps-print-buffer

PostScript形式で、カレントバッファーのハードコピーを印刷します。

M-x ps-print-region

PostScript形式で、カレントリージョンのハードコピーを印刷します。

M-x ps-print-buffer-with-faces

PostScript形式で、カレントバッファーのハードコピーを印刷し、テキストで使用されているフェイスはPostScript機能により表示します。

M-x ps-print-region-with-faces

PostScript形式で、カレントリージョンのハードコピーを印刷し、テキストで使用されているフェイスで表示します。

M-x ps-spool-buffer

カレントバッファーのテキストにたいするPostScriptイメージを生成およびスプールします。

M-x ps-spool-region

カレントリージョンにたいするPostScriptイメージを生成およびスプールします。

M-x ps-spool-buffer-with-faces

カレントバッファーにたいするPostScriptイメージを生成およびスプールし、使用されているフェイスで表示します。

M-x ps-spool-region-with-faces

カレントリージョンにたいするPostScriptイメージを生成およびスプールし、使用されているフェイスで表示します。

M-x ps-despool

Send the spooled PostScript to the printer.

M-x handwrite

カレントバッファーにたいして、手書きされたようなPostScriptを生成・印刷します。

ps-print-bufferおよびps-print-regionコマンドは、バッファーの内容をPostScript形式で印刷します。一方はバッファー全体を印刷し、もう一方はリージョンだけを印刷します。コマンドps-print-buffer-with-facesおよびps-print-region-with-facesも同様に振る舞いますが、バッファーテキストのフェイス(フォントとカラー)を表示するためにPostScript機能を使用します。

プレフィクス引数(C-u)を使用した場合、このコマンドは対話的にユーザーにファイル名の入力を求め、PostScriptイメージをプリンターに送るかわりに、そのファイルに保存します。

print’のかわりに‘spool’が名前につくコマンドは、PostScript出力をプリンターに送るかわりに、Emacsバッファーに出力することを意味します。

コマンドps-despoolを使用して、スプールされたイメージをプリンターに送ります。このコマンドは‘-spool-’コマンド(上記コマンド参照)により生成されたPostScriptをプリンターに送ります。プレフィクス引数(C-u)を指定した場合は、ファイル名の入力を求め、スプールされたPostScriptイメージをプリンターに送るかわりに、そのファイルに保存します。

M-x handwriteはもっと他愛ない機能です。これはカレントバッファーのPostScript表現を、草書体の手書きドキュメントのように生成します。これはグループhandwriteでカスタマイズできます。この関数はISO 8859-1文字だけサポートします。