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バージョンコントロール配下のファイルをvisitしたとき、Emacsはモードラインにそれを示します。たとえば‘Bzr-1223’と表示された場合、そのファイルにBazaarが使用され、カレントのリビジョンIDが1223であることを示します。
バックエンド名とリビジョンIDの間の文字は、作業ファイルのバージョンコントロール状態(version control status)を示します。マージベースのバージョンコントロールシステムでは、文字‘-’は作業ファイルが変更されていないことを示し、文字‘:’は作業ファイルが変更されていることを示します。文字‘!’は最新のマージ処理の結果により、そのファイルに衝突が含まれていることを示すか(Mergingを参照してください)、そのファイルがバージョンコントロールから削除されたことを示します。最後に、文字‘?’は、そのファイルがバージョンコントロールの配下にあるが、作業ツリーにないことを示します。
ロックベースのシステムでは、‘-’はファイルがロックされていないことを示し、‘:’はファイルが他のユーザー(たとえば‘jim’)にロックされていることを示し、‘RCS:jim:1.3’のように表示されます。‘@’は、そのファイルがローカルに追加されたが、まだマスターリポジトリーにコミットされていないことを示します。
グラフィカルなディスプレーでは、モードラインのインジケーターの上にマウスを移動すると、“ツールチップ”が表示され、それにはバージョンコントロール状態の、より多くの説明が表示されます。インジケーターをMouse-1でクリックすると、メニューバーの‘Tools / Version Control’と同じVCコマンドがのメニューがポップアップします。
Auto
Revertモード(Revertingを参照してください)がバージョンコントロール配下のバッファーをリバートするとき、これはモードラインのバージョンコントロール情報を更新します。しかし、Auto
Revertモードは、作業ファイルの変更をともなわない、カレントのEmacsセッションの外でのバージョンコントロール状態の変化の情報は、正しく更新しないかもしれません。auto-revert-check-vc-info
をt
にセットすると、Auto
Revertモードは、作業ファイル自身を変更していなくても、auto-revert-interval
秒ごとにバージョンコントロール状態の情報を更新します。CPU使用率はバージョンコントロールシステムに依存しますが、通常はそれほど高価な処理ではありません。