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他の入力構文を使用してコントロール文字を表すことができます。これは後にバックスラッシュ、カレット、対応する非コントロール文字(大文字か小文字)をともなうクエスチョンマークから構成されます。たとえば‘?\^I’と‘?\^i’はどちらも、値が9である文字C-iにたいする、有効な入力構文です。
‘^’のかわりに、‘C-’を使用することもできます。したがって‘?\C-i’は、‘?\^I’や‘?\^i’と等価です。
?\^I ⇒ 9 ?\C-I ⇒ 9
文字列やバッファーの中では、ASCIIのコントロール文字だけが許されますが、キーボード入力にたいしては‘C-’により任意の文字をコントロール文字にすることができます。これらの非ASCIIのコントロール文字にたいするコントロール文字には 非コントロール文字にたいするコードと同様に、2**26 ビットが含まれます。通常のテキスト端末には、非ASCIIコントロール文字を生成する方法がありませんが、Xおよび他のウィンドウシステムを使用することにより、簡単に生成することができます。
歴史的な理由により、EmacsはDEL文字を、?のコントロール文字として扱います:
?\^? ⇒ 127 ?\C-? ⇒ 127
結果として、Xでは有意な入力文字であるControl-?文字を、‘\C-’を使用して表現することは今のところできません。さまざまなLispファイルがこの方法によりDELを参照するため、これを変更するのは簡単ではありません。
コントロール文字の表現はファイルや文字列のなかで見ることができますが、わたしたちは‘^’構文を推奨します。キーボード入力にたいするコントロール文字に好ましいのは、‘C-’構文です。どちらを使用するかはプログラムの意味に影響しませんが、プログラムを読む人の理解を助けるでしょう。