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17.1.4 Explicit Entry to the Debugger

プログラム内の特定箇所に式(debug)を記述することにより、その箇所でデバッガが呼び出されるようにできます。これを行うにはソースファイルをvisitして、適切な箇所にテキスト‘(debug)’を挿入し、C-M-x(Lispモードでのeval-defunにたいするキーバインド)をタイプします。警告: 一時的なデバッグ目的のためにこれを行なう場合は、ファイルを保存する前に確実にアンドゥしてください!

(debug)’を挿入する箇所は、追加フォームが評価されることができ、その値を無視することができる箇所でなければなりません。(‘(debug)’の値が無視されない場合が、プログラムの実行が変更されてしまうでしょう!) 一般的にもっとも適した箇所は、prognまたは暗黙的なprogn(Sequencingを参照)の内部です。

デバッグ命令を配したいソースコード中の正確な箇所がわからないが、特定のメッセージが表示されたときにバックトレースを表示したい場合は、意図するメッセージにマッチする正規表現をdebug-on-messageにセットできます。