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Font Lockモードとは、バッファーの特定の部分にたいして、それらの構文的役割(syntactic
role)にもとづき、自動的にfaceプロパティをアタッチする、バッファーローカルなマイナーモードです。このモードがバッファーをパースする方法は、そのメジャーモードに依存します。ほとんどのメジャーモードは、どのコンテキストでどのフェイスを使用するかにたいして、構文的条件(syntactic
criteria)を定義します。このセクションでは、特定のメジャーモードにたいして、Font Lockをカスタマイズする方法を説明します。
Font Lockモードは、2つの方法によりハイライトするテキストを探します。それは構文テーブル(syntax table)にもとづく構文解析と、(通常は正規表現にたいする)検索です。最初に構文的フォント表示(syntactic fontification)が発生します。これはコメントと文字列定数を見つけて、それらをハイライトします。検索ベースのフォント表示が発生するのは、2番目です。
| • Font Lock Basics: | Font Lockカスタマイズの概要。 | |
| • Search-based Fontification: | 正規表現にもとづくフォント表示。 | |
| • Customizing Keywords: | 検索ベースフォント表示のカスタマイズ。 | |
| • Other Font Lock Variables: | 追加のカスタマイズ機能。 | |
| • Levels of Font Lock: | 多なりとも少ユーザーが選択できるように、それぞれのモードは代替レベルを定義できる。 | |
| • Precalculated Fontification: | バッファーコンテンツを生成するLispプログラムが、どのようにしてそれをフォント表示する方法も指定できるか。 | |
| • Faces for Font Lock: | Font Lockにたいする具体的な特殊フェイス。 | |
| • Syntactic Font Lock: | 構文テーブルにもとづくフォント表示。 | |
| • Multiline Font Lock: | Font Lockに複数行構成の正しいハイライトを強制する方法。 |