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28.3.5 Geometry

以下は、Xスタイルのウィンドウジオメトリー指定によるアクションのデータを調べる方法です:

Function: x-parse-geometry geom

関数x-parse-geometryは、標準的なXウィンドウのジオメトリー文字列を、make-frameの引数の一部として使用できるalistに変換する。

このalistはgeom内で指定されたパラメーターと、そのパラメーターに指定された値を記述する。各要素は(parameter . value)のような形式である。可能なparameterの値はlefttopwidthheightである。

サイズのパラメーターの値は整数でなければならない。位置のパラメーターleftおよびtopの名前に関しては、かわりに右端または下端の位置を示す値もいくつかあるので、完全に正確ではない。位置パラメーターにたいして可能なvalueは前述(Position Parametersを参照)したような整数、リスト(+ pos)、リスト(- pos)である。

以下は例である:

(x-parse-geometry "35x70+0-0")
     ⇒ ((height . 70) (width . 35)
         (top - 0) (left . 0))