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マイナーモードはそれぞれ自身のキーマップをもつことができ、そのモードが有効になるとそのキーマップがアクティブになります。マイナーモード用のキーマップをセットアップするには、minor-mode-map-alist
というalistに要素を追加します。Definition of minor-mode-map-alistを参照してください。
特定の自己挿入文字にたいして、自己挿入と同様に他の何かを行うように振る舞いを変更するのは、マイナーモードキーマップの1つの使い方です。(self-insert-command
をカスタマイズする別の方法は、post-self-insert-hook
を通じて行う方法です。これ以外のself-insert-command
カスタマイズ用機能は特別なケースに限定されていて、abbrevモードとAuto
Fillモードのためにデザインされています。self-insert-command
にたいする標準定義を、あなた独自の定義に置き換えることを試みてはなりません。エディターコマンドループは、この関数を特別に処理します。)
マイナーモードは、コマンドをC-cとその後の区切り文字より構成されるキーシーケンスにバインドするかもしれません。しかし、C-cとその後の{}<>:;のいずれかの文字、またはコントロール文字、数字より構成されるシーケンスは、メジャーモード用に予約されています。また、C-c letterはユーザー用に予約されています。Key Binding Conventionsを参照してください。