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22.7.1.9 Customizing Indentation

SMIEにより提供されるインデントを使用するモードを使っている場合は、好みに合わせてインデントをカスタマイズできます。これはモードごと(オプションsmie-configを使用)、またはファイルごと(ファイルローカル変数指定内で関数smie-config-localを使用)に行うことができます。

User Option: smie-config

このオプションにより、モードごとにインデントをカスタマイズできる。これは(mode . rules)という形式の要素をもつalistである。rulesの正確な形式については、変数のドキュメントを参照のこと。しかし、コマンドsmie-config-guessを使用したほうが、より簡単に見つけられるかもしれない。

Command: smie-config-guess

このコマンドは、好みのスタイルのインデントを生成する、適切セッティングの解決を試みる。あなたのスタイルでインデントされたファイルをvisitしているときに、単にこのコマンドを呼び出せばよい。

Command: smie-config-save

smie-config-guessを使用した後にこのコマンドを呼び出すと、将来のセッション用にセッティングを保存する。

Command: smie-config-show-indent &optional move

このコマンドは、カレント行のインデントに使用されているルールを表示する。

Command: smie-config-set-indent

このコマンドは、カレント行のインデントに合わせて、ローカルルールを追加する。

Function: smie-config-local rules

この関数は、カレントバッファーにたいするインデントルールとして、rulesを追加する。これらのルールは、smie-configオプションにより定義された、任意のモード固有ルールに追加される。特定のファイルにたいしてカスタムインデントルールを指定するには、eval: (smie-config-local '(rules))の形式のエントリーを、そのファイルのローカル変数に追加する。