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33.11.1 サマリーの作成

以下は、カレントRmailバッファーでサマリーを作成するコマンドです。Rmailバッファーが1度サマリーされると、Rmailバッファーでの変更(メッセージの削除や完全な削除、新しいメールの受信など)により、サマリーも自動的に更新されます。

h
C-M-h

すべてのメッセージをサマリーします(rmail-summary)。

l labels RET
C-M-l labels RET

1つ以上の指定したラベルをもつメッセージをサマリーします(rmail-summary-by-labels)。

C-M-r rcpts RET

指定した受信者にマッチするメッセージをサマリーします(rmail-summary-by-recipients)。

C-M-t topic RET

指定した正規表現topicにマッチするsubjectをもつメッセージをサマリーします(rmail-summary-by-topic)。

C-M-s regexp RET

指定した正規表現regexpにマッチするヘッダーをもつメッセージをサマリーします(rmail-summary-by-regexp)。

C-M-f senders RET

指定した送信者にマッチするメッセージをサマリーします(rmail-summary-by-senders)。

コマンドhまたはC-M-h (rmail-summary)は、カレントRmailバッファーにたいする、すべてのメッセージのサマリーを、サマリーバッファーに表示します。その後、別のウィンドウにサマリーバッファーを表示して、それを選択します。

C-M-l labels RET (rmail-summary-by-labels)は、1つ以上のラベルlabelsをもつメッセージの、部分的なサマリーを作成します。labelsには、カンマで区切られたラベル名を指定します。

C-M-r rcpts RET (rmail-summary-by-recipients)は、正規表現rcptsにマッチする、1つ以上の受信者をもつメッセージのサマリーを作成します。これはヘッダー‘To’、‘From’、‘CC’にたいしてマッチを行ないます(プレフィクス引数を与えた場合は、これらのヘッダーを除外します)。

C-M-t topic RET (rmail-summary-by-topic)は、正規表現topicにマッチするsubjectをもつメッセージの、部分的なサマリーを作成します。プレフィクス引数を指定した場合、subjectだけでなく、メッセージ全体にたいしてマッチを行ないます。

C-M-s regexp RET (rmail-summary-by-regexp)は、正規表現regexpにマッチするヘッダー(日付とsubject行を含む)をもつメッセージの、部分的なサマリーを作成します。

C-M-f senders RET (rmail-summary-by-senders)は、正規表現sendersにマッチする‘From’フィールドをもつメッセージの、部分的なサマリーを作成します。

1つのRmailバッファーにたいして、1つのサマリーしか存在しないことに注意してください。他の種類のサマリーを作成すると、以前のサマリーは破棄されます。

変数rmail-summary-window-sizeは、サマリーウィンドウに何行使用するかを指定します。変数rmail-summary-line-count-flagは、メッセージのサマリー行に、メッセージの総行数を含めるかを制御します。このオプションにnilをセットすると、サマリーの生成が速くなるかもしれません。