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GDB Threadsバッファーは、デバッグされているプログラムのスレッドのサマリーを表示します。Debugging programs with multiple threads in The GNU
debuggerを参照してください。スレッドを選択するには、ポイントをそこに移動してRET
(gdb-select-thread
)を押すか、それをmouse-2でクリックします。これにより、それに関連するsourceバッファーが表示され、他のGDBバッファーの内容も更新されます。
GDB Threadsバッファーに含まれる項目を選択するために、gdb-buffers
グループ配下の変数をカスタマイズできます。
gdb-thread-buffer-verbose-names
‘Thread 0x4e2ab70 (LWP 1983)’のような長いスレッド名を表示します。
gdb-thread-buffer-arguments
スレッドのトップフレームの引数を表示します。
gdb-thread-buffer-locations
ファイル情報またはライブラリー名を表示します。
gdb-thread-buffer-addresses
threadバッファーのスレッドフレームのアドレスを表示します。
複数のスレッドの情報を同時に閲覧するには、GDB Threadsバッファーの以下のコマンドを使用します。
カレント行のスレッドのdisassemblyバッファーを表示します(gdb-display-disassembly-for-thread
)。
カレント行のスレッドのGDB Stackバッファーを表示します(gdb-display-stack-for-thread
)。
カレント行のスレッドのGDB Localsバッファーを表示します(gdb-display-locals-for-thread
)。
カレント行のスレッドのGDB
Registersバッファーを表示します(gdb-display-registers-for-thread
)。
これらのコマンドの大文字D、F、L、Rは、対応するバッファーを新しいフレームに表示します。
特定のスレッドについての情報を表示するバッファーを作成した場合、それはそのスレッドにバインドされて、プログラムをデバッグする間、情報を表示し続けます。各GDBバッファーのモードインジケーターは、情報が表示されているスレッドの番号が表示されます。スレッドの番号はバインドされたバッファーのバッファー名にも含まれます。
GDB Threadsバッファーでは、さらに他のコマンドも利用可能で、それはプログラムの実行を制御するのに使われるGDBのモードに依存します。Multithreaded Debuggingを参照してください。