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18.6 自動保存-災害にたいする防御

Emacsは定期的に、visitしているファイルを、実際に使っているファイルを変更せずに、別のファイルに自動的に保存するときがあります。これは自動保存(auto-saving)と呼ばれます。これはシステムがクラッシュしたとき、失われてしまう作業をある程度以下に制限するためのものです。

Emacsが自動保存するときだと決定すると、各バッファーを判断して、それらのバッファーの自動保存が有効で、最後に自動保存されてから変更されている場合は、自動保存します。ファイルが実際に自動保存されている場合は、自動保存の間、エコーエリアに‘Auto-saving...’というメッセージが表示されます。自動保存の間のエラーはキャッチされるので、ユーザーがタイプして実行したコマンドに、干渉することはありません。