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20.3 他のウィンドウの使用

C-x o

他のウィンドウを選択します(other-window)。

C-M-v

次のウィンドウをスクロールします(scroll-other-window)。

Mouse-1

ウィンドウのテキスト領域をmouse-1でクリックすると、そのウィンドウを選択してクリックした位置にポイントを移動します。モードラインをクリックすると、ポイントを移動せずにそのウィンドウを選択します。

キーボードでC-x o (other-window)をタイプして、ウィンドウを切り替えることができます。oは“other”のoで、0(ゼロ)ではありません。2つ以上のウィンドウがある時、このコマンドはすべてのウィンドウを順繰りに選択します(一般的に上からした、左から右)。一番右または一番下のウィンドウの後は、左上のウィンドウに戻ります。数引数は上記の順番で何番目のウィンドウに移動するかを意味します。負の引数は逆向きで同じことを行います。ミニバッファーがアクティブのとき、ミニバッファーウィンドウはこの順番では最後のウィンドウになります。ミニバッファーのウィンドウから他のウィンドウに切り替えて、後からミニバッファーに戻って引数の入力を終了させることができます。Minibuffer Editを参照してください。

通常のスクロールコマンド(Displayを参照してください)は、選択されたウィンドウだけに適用されますが、次のウィンドウをスクロールするコマンドが1つあります。C-M-v (scroll-other-window)は、C-x oが選択するウィンドウをスクロールします(このコマンドはC-vのように正または負の引数をとります。ミニバッファーでのC-M-vは、ミニバッファーに関連付けられたヘルプウィンドウがあれば、標準的な次のウィンドウではなくヘルプウィンドウをスクロールします。Minibuffer Editを参照してください)。

mouse-autoselect-windowを非nil値にセットしている場合、マウスが選択されたウィンドウ以外のウィンドウに移動すると、そのウィンドウが選択されます。この機能はデフォルトでオフです。