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オペレーティングシステムはファイルにデータを永続化するので、Emacsで編集するテキストの大部分はファイルから読み込んで、最終的にファイルに格納します。
ファイルを編集するには、Emacsにファイルを読み込み、ファイルのテキストを含むバッファーを準備するよう、指示しなければなりません。これを、ファイルのvisit(訪問)と呼びます。編集コマンドは直接バッファーのテキスト、つまりEmacs内部のコピーに適用されます。変更がファイルに反映されるのは、バッファーをファイルに保存(save)したときだけです。
ファイルのvisitや保存に加え、Emacsはファイルの削除、コピー、名前の変更、ファイルへの追加、ファイルの複数バージョンの保持、ディレクトリーの操作を行うことができます。
• File Names | ファイル名引数をタイプ、編集する方法。 | |
• Visiting | ファイルをvisitしてEmacsが編集する準備をする。 | |
• Saving | 保存して変更を永続化する。 | |
• Reverting | 保存されていないすべての変更を取り消して前の状態に戻す。 | |
• Auto Revert | バッファーを自動的に最新に保つ。 | |
• Auto Save | 定期的な自動保存によりデータを失うことから守る。 | |
• File Aliases | 1つのファイルにたいする複数の名前を処理する。 | |
• Directories | ファイルディレクトリーの削除、作成、一覧。 | |
• Comparing Files | 2つのファイルの異なる部分を探す。 | |
• Diff Mode | ファイルの異なる部分を編集するモード。 | |
• Copying and Naming | ファイルのコピー、命名、リネーム。 | |
• Misc File Ops | ファイルにたいして行うその他のコマンド。 | |
• Compressed Files | 圧縮されたファイルへのアクセス。 | |
• File Archives | tar、zip、jar、...などのアーカイブファイルにたいする操作。 | |
• Remote Files | 他のマシンにあるファイルへのアクセス。 | |
• Quoted File Names | ファイル名に含まれる特別な文字のクォート。 | |
• File Name Cache | 補完のための、よく使うファイルの一覧。 | |
• File Conveniences | ファイルを探すための便利な機能。 | |
• Image Mode | イメージファイルの閲覧。 | |
• Filesets | 複数ファイルの処理。 |