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42.2 挿入後の移動の制御

Pictureモードでは、自己挿入文字(self-inserting characters)は上書きとポイント移動を行なうので、ポイントを移動する方法に、本質的に制限はありません。ポイントは通常右に移動しますが、自己挿入文字の後に移動する方向は、直行方向と対角方向の8つのうちから任意の方向を指定できます。これはバッファーに線を描くとき便利です。

C-c <
C-c LEFT

挿入の後、左に移動します(picture-movement-left)。

C-c >
C-c RIGHT

挿入の後、右に移動します(picture-movement-right)。

C-c ^
C-c UP

挿入の後、上に移動します(picture-movement-up)。

C-c .
C-c DOWN

挿入の後、下に移動します(picture-movement-down)。

C-c `
C-c Home

挿入の後、左上(“北西”)に移動します(picture-movement-nw)。

C-c '
C-c PageUp
C-c prior

挿入の後、右上(“北東”)に移動します(picture-movement-ne)。

C-c /
C-c End

挿入の後、左下(“南西”)に移動します(picture-movement-sw)。

C-c \
C-c PageDown
C-c next

挿入の後、右下(“南東”)に移動します(picture-movement-se)。

カレントPicture挿入方向にもとづき移動を行なうコマンドは2つです。1つはコマンドC-c C-f (picture-motion)で、その時点で挿入後に移動すると定められた方向と同じ方向に移動するのがC-c C-f (picture-motion)で、逆方向へはC-c C-b (picture-motion-reverse)です。