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EmacsがLucidウィジェットを使用したXツールキットサポートつきでコンパイルされた場合、メニューバー(メニューバーを参照)、ポップアップメニュー、ダイアログボックス(ダイアログボックスの使用を参照)の外観をカスタマイズするために、Xリソースを使用できます。メニューバーにたいするリソースは、‘pane.menubar’クラスの中に集められています(例のごとくEmacs実行可能ファイル名または、すべてのEmacs呼び出しに対応する‘Emacs’の後に続けて記述します)。ポップアップメニューにたいするリソースは、‘menu*’クラスの中です。ダイアログボックスにたいするリソースは、‘dialog*’クラスの中です。
たとえばメニューバーエントリーを‘Courier-12’フォントで表示するには、以下のように記述します:
Emacs.pane.menubar.font: Courier-12
Lucidウィジェットは、あなたのlocaleで他国語テキストを表示できます。これを有効にするには、font
リソースのかわりに、fontSet
リソースを指定します。font
とfontSet
の両方のリソースが指定された場合は、fontSet
リソースが使用されます。
以下はメニューバー、ポップアップメニュー、ダイアログにたいするリソースのリストです:
font
メニューアイテムのテキストにたいするフォントです。
fontSet
メニューアイテムのテキストにたいするフォントセットです。
background
バックグラウンドカラーです。
buttonForeground
選択されたアイテムのフォアグラウンドカラーです。
foreground
フォアグラウンドカラーです。
horizontalSpacing
アイテム間の水平間隔(ピクセル)です。デフォルトは3です。
verticalSpacing
アイテム間の垂直間隔(ピクセル)です。デフォルトは2です。
arrowSpacing
(サブメニューを示す)矢印と、それに付随するテキストの間の水平間隔です。デフォルトは10です。
shadowThickness
3Dのボタン、矢印、その他グラフィカルな要素の陰線(shadow lines)の厚さです。デフォルトは1です。
margin
メニューバーの余白(文字数)です。デフォルトは1です。