Next: , Previous: , Up: プログラムの編集   [Contents][Index]


26.8 シンボル名の補完

補完は通常ミニバッファーで行われますが(補完を参照してください)、シンボル名の補完を、普通のEmacsバッファーで行うこともできます。

プログラミング言語用のほとんどのモードでは、C-M-iまたはM-TABキー14はポイント位置にあるシンボルにたいして利用可能な補完リストを生成するコマンドcompletion-at-pointを呼び出します。このコマンドは補完候補を導き出すために、利用できるサポート機能を使用します:

その他のすべての面において、バッファーでのシンボル補完はミニバッファーでの補完と同様に振る舞います。たとえばEmacsが一意なシンボルを補完できない場合には、他のウィンドウに補完候補のリストを表示します。補完を参照してください。

Textモード、および関連するモードでは、M-TABはスペルチェッカーの辞書にもとづいて単語を補完します。スペルのチェックと訂正を参照してください。


Footnotes

(14)

グラフィカルなディスプレーでは、M-TABキーは通常だとグラフィカルなウィンドウの切り替え用にウィンドウマネージャーに予約されているので、かわりにC-M-iまたはESC TABとタイプする必要があります。