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25.15.3 テーブルの認識

バッファーに既存のテーブルがあり、そのテーブルからM-x table-insertで適用された特別なテキストプロパティーが失われているとき、それはテーブルとして特別に扱われなくなります。これにテキストプロパティーを適用するには、M-x table-recognizeとタイプします。このコマンドはカレントバッファーをスキャンして、有効なテーブルセルを認識して、適切なテキストプロパティーを適用します。反対に、M-x table-unrecognizeとタイプすることにより、特別なテキストプロパティーを削除して、テーブルをプレーンテキストに変換して、カレントバッファーのすべてのテーブルを認識しなくなります。

以下のコマンドを使って、選択的にテーブルを認識したり認識させなくすることもできます:

M-x table-recognize-region

カレントリージョンのテーブルを認識します。

M-x table-unrecognize-region

カレントリージョンのテーブルを認識しなくします。

M-x table-recognize-table

ポイント位置のテーブルを認識してアクティブにします。

M-x table-unrecognize-table

ポイント位置のテーブルを非アクティブにします。

M-x table-recognize-cell

ポイント位置のセルを認識してアクティブにします。

M-x table-unrecognize-cell

ポイント位置のセルを非アクティブにします。

テーブルを認識する他の方法については、プレーンテキストとテーブルの変換を参照してください。