Previous: , Up: バッファー処理の便利な機能とカスタマイズ   [Contents][Index]


20.7.3 バッファーメニューのカスタマイズ

M-x bs-show

M-x list-buffersと同様にバッファーリストを作成しますが、カスタマイズが可能です。

M-x ibuffer

バッファーのリストを作成して、Dired様式でそれらを操作できるようにします。

M-x bs-showは、通常C-x C-bで表示されるのと同じようなバッファーリストを表示しますが、これはより柔軟な方法で表示をカスタマイズできます。たとえば、表示すべきバッファー属性のリスト、バッファー名の列幅の最小と最大、決して表示されないバッファーや常に表示するバッファー名にたいする正規表現を指定することができます。通常のバッファーリストよりこちらのほうが好ましい場合、このコマンドをC-x C-bにバインドできます。このバッファーリストをカスタマイズするには、Customグループのbs(Easy Customizationインターフェースを参照)を使用するか、bs-customizeを呼び出してください。

MSBグローバルマイナーモード(“MSB”は“mouse select buffer”が由来)は、カスタマイズ可能なマウスによる別のBuffer Menuを、好みに応じて提供します。これは通常C-Down-mouse-1、またはC-F10にバインドされているmouse-buffer-menuと、そのコマンドを置き換えます。メニューはCustomグループmsbでカスタマイズが可能です。

IBufferとは、バッファーのリストを閲覧して、フィルタリング、マーキング、さまざまな方法によるソート、およびバッファーにたいする処理を含む、Dired(Dired (ディレクトリーエディター)を参照)に似た操作をバッファーに行うメジャーモードです。