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Text PropertiesメニューのSpecial Propertiesサブメニューには、4つのテキストプロパティ —
read-only
(テキストの変更を不可にします)、invisible
(テキストを非表示にします)、intangible
(テキスト内でのポイントの移動を不可にします)、charset
(これは文字の表示に正しいフォントを選択するために重要です) — を追加または削除するエントリーがあります。‘Remove
Special’メニューアイテムは、リージョン内のテキストにたいする、これらの特別なプロパティを削除します。
プロパティinvisible
およびintangible
は保存されません。
Enrichedモードはdisplay
プロパティ(Display Property in the Emacs
Lisp Reference
Manualを参照)の保存とリストアもサポートします。このプロパティはスクリーン上でテキストがどのように表示されるかに影響を与え、バッファーのテキスト以外のソース由来のイメージや文字列も表示することができます。display
プロパティはディスプレイにたいするプロパティ処理の一部として、任意のLispフォームの実行もサポートします。したがって、表示時しか知ることができないコンディションにディスプレイを動的に合わせる能力を提供します。任意のLisp実行は、そのenrichedテキストのソースがEmacs、あるいはシステム外からのもの(たとえば受信した電子メールの添付ファイル)である場合は、Emacsに攻撃の可能性を開くので、Enrichedモードではそのような実行はデフォルトで無効になっています。変数enriched-allow-eval-in-display-props
を非nil
値にカスタマイズすることにより、これを有効にすることができます。