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14.6 レジスターにファイルやバッファーの名前を保存する

特定の名前のファイルを頻繁にvisitする場合、その名前をレジスターにセットしておけば、より便利にファイルをvisitすることができます。以下はnameというファイルをレジスターrにセットするLispコードです:

(set-register r '(file . name))

たとえば、

(set-register ?z '(file . "/gd/gnu/emacs/19.0/src/ChangeLog"))

はレジスター‘z’にファイル名をセットします。

レジスターrに名前がセットされているファイルをvisitするには、C-x r j rとタイプします。これはある位置にジャンプしたり、フレームの設定を復元するのと同じコマンドです。

同様にもし特定のバッファーを頻繁にvisitするのであれば、それらのバッファー名をレジスターに置くことができます。たとえばよく‘*Messages*’バッファーをvisitするのなら、以下のスニペットを使えばそのバッファーをレジスター‘m’に置くことができます:

(set-register ?m '(buffer . "*Messages*"))

レジスターrに名前がセットされているバッファーに切り替えるにはC-x r j rとタイプしてください。