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lpr-buffer
(ハードコピーの印刷を参照してください)や、ps-print-buffer
(PostScriptのハードコピーを参照してください)
のようなコマンドは、POSIXスタイルのlpr
プログラムが利用できない場合、出力を1つのプリンターポートに送ることにより、MS-DOSで機能します。同じEmacs変数がすべてのシステムでの印刷を制御しますが、MS-DOSでは異なるデフォルト値をもつ場合もあります。
ネットワークプリンターでの印刷のセットアップに関する詳細は、MS-Windowsでの印刷を参照してください 。
プリンターが同じlocaleにたいして異なるエンコーディングを使用するWindows機に接続されている場合にも、非ASCIIテキストのDOSコードページによるエンコーディングを期待するプリンターがいくつかあります。たとえばlocaleがLatin-1のとき、Windowsはコードページ1252を使用しますが、DOSはコードページ850を使用します。MS-DOSでの国際化サポートを参照してください。Windowsからそのようなプリンターで印刷する場合、M-x
lpr-bufferの前に、C-x RET c
(universal-coding-system-argument
)を使用することができます。その場合、Emacsは指定したDOSコードページにテキストを変換します。たとえばC-x
RET c cp850-dos RET M-x lpr-region
RETは、リージョンをコードページ850のエンコーディングに変換して印刷します。
MS-DOSでは後方互換のため、dos-printer
(dos-ps-printer
)に値がセットされている場合、printer-name
(ps-printer-name
)の値をオーバーライドします。