Next: , Up: メールの送信   [Contents][Index]


33.1 メールバッファーのフォーマット

以下はメールバッファーの内容の例です(訳注: 出典はコナン・ザ・グレートらしいです):

To: subotai@example.org
CC: mongol.soldier@example.net, rms@gnu.org
Subject: Re: What is best in life?
From: conan@example.org
--text follows this line--
To crush your enemies, see them driven before you, and to
hear the lamentation of their women.

メールバッファーのトップは、一連のヘッダーフィールド(header fields)です。これは電子メールの受取人、subject(題目)などに関する情報を指定するのに使用されます。上記のバッファー例には‘To’、‘CC’、‘Subject’、‘From’のヘッダーフィールドが含まれています。いくつかのヘッダーフィールドは、それが適切なときは、事前に自動的に初期化されます。

--text follows this line--’という行は、ヘッダーフィールドとメッセージのbody(本文、またはtext)を分割します。この行の上にあるすべては、ヘッダーの一部として扱われます。下にあるすべては、bodyとして扱われます。区切り行自体は、実際に送信されるメッセージには含まれません。

通常の編集コマンドで、ヘッダーフィールドの挿入と編集ができます。ヘッダーフィールドを編集するための特定のコマンドについては、メールヘッダーの編集を参照してください。‘Date’や‘Message-Id’のような特定のヘッダーは、通常はメールバッファーでは省略され、メッセージを送信するとき自動的に作成されます。