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34.2 メッセージのスクロール

Rmailが画面に収まらないメッセージを表示しているときは、残りを読むためにスクロールしなければなりません。通常のスクロールコマンドC-vM-vM-< (スクロールを参照)などでこれを行なうことができますが、Rmailでのスクロールは頻繁に行なわれるので、簡単に行なえるようにする価値があります。

SPC

前方にスクロールします(scroll-up-command)。

DEL
S-SPC

後方にスクロールします(scroll-down-command)。

.

メッセージの最初にスクロールします(rmail-beginning-of-message)。

/

メッセージの最後にスクロールします(rmail-end-of-message)。

メッセージを読むときにもっとも一般的に行なうのは、画面単位でメッセージをスクロールすることなので、RmailはSPCDEL(またはS-SPC)で、C-v (scroll-up-command)とM-v (scroll-down-command)と同じことを行なうようにしています。

コマンド. (rmail-beginning-of-message)は、選択されたメッセージの最初に、後方へスクロールします。これはM-<とまったく同じではありません。このコマンドはマークをセットしません。他にも、カレントメッセージのバッファー境界を変更していた場合(たとえば編集により。メッセージの編集を参照されたい)は、それをリセットします。同様に、コマンド/ (rmail-end-of-message)は、選択されたメッセージの最後に、前方へスクロールします。