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ウェブブラウザーへのURLのロード。
Browse-URLパッケージは、Emacsで簡単にURLをフォロー(辿る)することを可能にします。ほとんどのURLは、ウェブブラウザーを呼び出すことによりフォローされます。‘mailto:’のURLは、指定されたアドレスにメールを送るために、Emacsコマンドのcompose-mail
でフォローされます。
コマンドM-x
browse-urlは、URLの入力を求め、それをフォローします。ポイントがURLのようなテキストの近くにある場合、そのURLがデフォルトとして提示されます。Browse-URLパッケージは、browse-url-at-point
やbrowse-url-at-mouse
のような、キーにバインドしたいと思うような、他のコマンドも提供します。
Customizeグループbrowse-url
の、さまざまなオプションを通じて、Browse-URLの振る舞いをカスタマイズできます。特にオプションbrowse-url-mailto-function
では‘mailto:’のURLをフォローする方法の定義、browse-url-browser-function
ではデフォルトブラウザを指定します。詳細はC-h
P browse-url RETとタイプしてパッケージのコメントを参照してください。
browse-url-handlers
をカスタマイズすることにより、特定のURLを他の関数で閲覧するように定義できます。これは正規表現か述語、およびマッチしたURLをブラウズするための関数のペアからなるalistです。
より詳細な情報はC-h P browse-url RETとタイプしてパッケージのコメントを参照してください。
EmacsにはURLをファイルであるかのように処理するためのサポートをもつマイナーモードもあります。url-handler-mode
はファイル名を扱うEmacsのほとんどのコマンドとプリミティブに効果があります。このモードに切り替え後は、たとえばウェブページのHTMLを閲覧するためにC-x
C-f https://www.gnu.org/ RETとタイプして、それを編集してローカルファイルに保存することができます。