Next: ウィンドウでのバッファーの表示, Previous: 他のウィンドウでの表示, Up: 複数ウィンドウ [Contents][Index]
選択されたウィンドウを削除します(delete-window
)。
フレームから選択されたウィンドウ以外のすべてのウィンドウを削除します(delete-other-windows
)。
選択されていたウィンドウを削除して、それに表示されていたバッファーをkillします(kill-buffer-and-window
)。このキーシーケンスの最後の文字はゼロです。
指定されたbufferを表示しているウィンドウを削除します。
選択されたウィンドウの高さを増やします(enlarge-window
)。
選択されたウィンドウの幅を増やします(enlarge-window-horizontally
)。
選択されたウィンドウの幅を減らします(shrink-window-horizontally
)。
バッファーに多くの行数が必要ない場合、そのウィンドウを縮小します(shrink-window-if-larger-than-buffer
)。
すべてのウィンドウの高さを同じにします(balance-windows
)。
選択されたウィンドウを削除するにはC-x 0
(delete-window
)とタイプします(これはゼロ)。一度ウィンドウが削除されると、そのウィンドウが占めていたスペースは隣接したウィンドウに与えられます(ミニバッファーの場合にはアクティブな場合でも適用されない)。ウィンドウの削除はウィンドウを表示用に使っていたバッファーに影響を与えません。そのバッファーは存在を継続して、C-x
bで切り替えることができます。オプションdelete-window-choose-selected
は、新たに選択されたウィンドウとしてどのウィンドウを選択するかを制御します(Deleting
Windows in The Emacs Lisp Reference Manualを参照)。
C-x 4 0 (kill-buffer-and-window
)は、コマンドC-x
0より強力なコマンドです。これはカレントバッファーをkillしてから、選択されたウィンドウを削除します。
C-x 1
(delete-other-windows
)は、選択されたウィンドウ以外のすべてのウィンドウを削除します。選択されたウィンドウはフレーム全体に拡張されます(このコマンドは、ミニバッファーのウィンドウがアクティブのとき使うことができません。これを試みるとエラーがシグナルされます)。
M-x delete-windows-onは、特定のバッファーを表示するウィンドウを削除します。これは、そのバッファーの入力を求めます(デフォルトはカレントバッファー)。C-u 0のようにプレフィックス引数が0の場合、このコマンドはカレントディスプレイ上のフレームのウィンドウだけを削除します。
コマンドC-x ^
(enlarge-window
)は、フレームの高さを変えずに垂直方向に隣接するウィンドウのスペースを縮小して、選択されたウィンドウの高さを増やします。正の数引数を与えると、このコマンドは指定した行数分ウィンドウの高さを増やします。負の数引数を与えると、指定した行数分ウィンドウの高さを増やします。垂直方向に隣接するウィンドウが存在しない場合(たとえばウィンドウの高さがフレーム全体の高さと同じとき)、エラーをシグナルします。このコマンドは変数window-min-height
(デフォルトは4)で指定された、最小行数よりウィンドウの高さを縮小しようとしても、エラーをシグナルします。
同様にC-x }
(enlarge-window-horizontally
)は、選択されたウィンドウの幅を増やし、C-x {
(shrink-window-horizontally
)は幅を減らします。これらのコマンドは、変数window-min-width
(デフォルトは10)で指定された最小列数よりウィンドウの幅を縮小すると、エラーをシグナルします。
モードライン(モードラインのマウスコマンドを参照してください)、またはウィンドウ分割線(window dividers。ウィンドウdividerを参照してください)をマウスでクリックすることにより、ウィンドウの高さの変更およびウィンドウの分割や削除を行なう、別の方法を提供します。
C-x -
(shrink-window-if-larger-than-buffer
)は、バッファー全体を表示するのに必要な高さより選択されたウィンドウの高さが大きいときは、選択されたウィンドウの高さを減らします。余った行数はフレームの他のウィンドウに与えられます。
C-x +
(balance-windows
)を使って、選択されたフレームのすべてのウィンドウの高さを均等にすることもできます。