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DocViewモードでは通常のEmacs移動キー、つまりC-p、C-n、C-b、C-f、および矢印キーを使って、ページをスクロールできます。
デフォルトでは、行移動キーのC-pとC-nは、カレントページの先頭または最後でスクロールを止めます。しかし、変数doc-view-continuous
を非nil
値に変更した場合、カレントページの先頭でC-pとタイプすると前のページを表示し、カレントページの最後でC-nとタイプすると次のページを表示します。
n、PageDown、next、C-x
]をタイプすることにより、次のページを表示することもできます(doc-view-next-page
)。前のページを表示するには、p、PageUp、prior、C-x
[をタイプします(doc-view-previous-page
)。
SPC
(doc-view-scroll-up-or-next-page
)は、ドキュメントを順に読んでいくのに便利な方法です。これはカレントページをスクロールするか、次のページに移動します。DEL
(doc-view-scroll-down-or-previous-page
)は、同様の方法で後方に移動します。
最初のページに移動するには、M-<
(doc-view-first-page
)とタイプします。最後のページに移動するには、M->
(doc-view-last-page
)とタイプします。ページ番号を指定して移動するには、M-g M-gまたはM-g
g (doc-view-goto-page
)とタイプしてください。
+ (doc-view-enlarge
)と-
(doc-view-shrink
)で、ドキュメントを拡大したり縮小することができます。これらのコマンドはデフォルトではすでに描画済みのイメージを再スケールします。かわりにイメージを新たなサイズに再描画するにはdoc-view-scale-internally
をnil
にセットしてください。DocViewにたいするデフォルトサイズを指定するには、変数doc-view-resolution
をカスタマイズしてください。
DocViewはimenu
機能(Imenuとはを参照)を通じてアクセスできるように、mutool
プログラムが利用可能な場合にはそれを使ってoutlineメニュー用のエントリーを生成します。システムにmutool
が存在する場合であってもこの機能を無効にしたい場合には、変数doc-view-imenu-enabled
をnil
値にカスタマイズしてください。doc-view-imenu-format
やdoc-view-flatten
といった変数を使えば、imenu
がアイテムをどのようにフォーマット、表示するかを更にカスタマイズすることができます。