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読む人を怒らせたり不快にするかもしれないメーリングリストのメッセージは、rot13と呼ばれる単純なコードでエンコードされているときがあります。この名前はエンコードの方法がアルファベットを13文字分巡回させることに由来します。このコードに機密性はなく、提供もしていません。むし、実際のテキストを見るのを避けたいと思う人のためのものです。たとえばビデオの講評などでは重要なあらすじを隠す(訳注: いわゆるネタバレ回避)ためにrot13を使います。
rot13を使ったバッファーを閲覧するには、コマンドM-x rot13-other-windowを使用します。これはカレントバッファーを他のウィンドウで表示します。このウィンドウではテキストを表示するときこのコードを適用します。
関心があるのはリージョンだけであれば、コマンドM-x rot13-regionを使うほうがよいかもしれません。これはアクティブなリージョンをそのまま暗号化/復号化します。読み取り専用のバッファーでは、エコーエリアに平文テキストの表示を試みます。それがエコーエリアにたいして長すぎるテキストであれば、このコマンドは暗号化/復号化されたテキストを表示する一時的なバッファーをポップアップします。