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34.12 Rmailファイルのソート

C-c C-s C-d
M-x rmail-sort-by-date

カレントRmailバッファーのメッセージを、日付順にソートします。

C-c C-s C-s
M-x rmail-sort-by-subject

カレントRmailバッファーのメッセージを、subject順にソートします。

C-c C-s C-a
M-x rmail-sort-by-author

カレントRmailバッファーのメッセージを、送信者順にソートします。

C-c C-s C-r
M-x rmail-sort-by-recipient

カレントRmailバッファーのメッセージを、受信者の名前順にソートします。

C-c C-s C-c
M-x rmail-sort-by-correspondent

カレントRmailバッファーのメッセージを、他の受信者名順にソートします。

C-c C-s C-l
M-x rmail-sort-by-lines

カレントRmailバッファーのメッセージを、行数順にソートします。

C-c C-s C-k RET labels RET
M-x rmail-sort-by-labels RET labels RET

カレントRmailバッファーのメッセージを、ラベル順にソートします。引数labelsは、カンマで区切られたラベルのリストです。ラベルの順序は、メッセージの順序を指定します。最初のラベルをもつメッセージが最初に、2番目のラベルをもつメッセージが次に、というようになります。ラベルをもたないメッセージは最後になります。

Rmailのソートコマンドは安定ソート(stable sort)を行ないます。2つのメッセージのどちらを先にするか特に理由がない場合、メッセージの順序は変更されません。これを使用して複数のソート条件を使用できます。たとえば、rmail-sort-by-dateの後にrmail-sort-by-authorを使用すれば、メッセージは作者ごとに日付順にソートされます。

プレフィクス引数を指定した場合、これらのコマンドは逆順で比較をします。これはメッセージが新しいものから古いものへ、大きいものから小さいものへ、アルファベットの逆順でソートされることを意味します。

同じキーをサマリーバッファーで使うと、似た関数が実行されます。たとえばC-c C-s C-lは、rmail-summary-sort-by-linesを実行します。これらのコマンドは、たとえサマリーがメッセージの一部しか表示していなくても、Rmailバッファー全体をソートします。

ソートのアンドゥはできないことに注意してください。そのため、ソートをする前にRmailバッファーを保存したいと思うかもしれません。