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49.1.1 Customization Groups

カスタマイズセッティングは、カスタマイズグループ(customization groups)に組織化されています。これらのグループはより大きなグループに集められ、最終的にEmacsと呼ばれるマスターグループに集約されます。

M-x customizeは、トップレベルのEmacsグループを表示するカスタマイズバッファーを作成します。これは、部分的には以下のようなものです:

For help using this buffer, see [Easy Customization] in the [Emacs manual].

________________________________________ [ Search ]

 Operate on all settings in this buffer:
 [ Revert... ] [ Apply ] [ Apply and Save ]


Emacs group: Customization of the One True Editor.
      [State]: visible group members are all at standard values.
      See also [Manual].

[Editing]      Basic text editing facilities.
[Convenience]  Convenience features for faster editing.

...more second-level groups...

このバッファーも表示されている主要な部分は‘Emacs’カスタマイズグループで、これはいくつかの他のグループ(‘Editing’、‘Convenience’など)を含みます。これらのグループの内容はここではリストされず、それぞれにたいして1行のドキュメントだけが表示されています。

グループのstate(ステート、状態)には、そのグループ内のセッティングが、編集されているか(edited)、セットされているか(set)、保存されているか(saved)が示されます。Changing a Variableを参照してください。

カスタマイズバッファーのほとんどは読み取り専用ですが、編集できるいくつかの編集可能フィールド(editable fields)が含まれています。たとえばカスタマイズバッファーの最上部にある編集可能フィールドは、セッティングを検索するためのものです(Browsing Customを参照してください)。マウスでクリック、またはポイントをそこに移動してRETをタイプすることによりアクティブにできる、ボタン(buttons)リンク(links)もあります。たとえば‘[Editing]’のようなグループ名はリンクで、これらのリンクをアクティブにすることにより、そのグループにたいするカスタマイズバッファーが立ち上がります。

カスタマイズバッファーでは、TAB (widget-forward)とタイプすると、次のボタンまたは編集可能フィールドに前方へ移動します。S-TAB (widget-backward)は、前のボタンまたは編集可能フィールドに後方へ移動します。