Fortranのインデントがどのように機能するかを制御する、追加の変数がいくつかあります:
fortran-do-indent
‘do’命令の各レベルにたいする、追加のインデントです(デフォルトは3)。
fortran-if-indent
‘if’、‘select case’、‘where’命令の各レベルにたいする、追加のインデントです(デフォルトは3)。
fortran-structure-indent
‘structure’、‘union’、‘map’、‘interface’命令の各レベルにたいする、追加のインデントです(デフォルトは3)。
fortran-continuation-indent
継続行の本文にたいする、追加のインデントです(デフォルトは3)。
fortran-check-all-num-for-matching-do
Fortran
77では、番号つきの‘do’命令は、それにマッチする行番号をもつ任意の命令で終了します。この目的のためには‘continue’命令を使うのが一般的です(が、強制ではありません)。この変数が非nil
値の場合、番号が付与された命令をインデントするとき、そこで終了する‘do’をチェックしなければなりません。‘do’命令を常に‘continue’(またはよりモダンな‘enddo’)で終了する場合は、この変数をnil
(デフォルト)にセットすることにより、インデントの速度を上げることができます。
fortran-blink-matching-if
この変数がt
の場合、‘endif’(または‘enddo’)命令のインデントにより、マッチする‘if’(または‘do’)命令にカーソルが数瞬移動します。デフォルトはnil
です。
fortran-minimum-statement-indent-fixed
固定形式の継続行スタイルを使用する場合の、Fortran命令にたいする最小のインデントです。命令本体はこれより小さい値でインデントされることはありません。デフォルトは6です。
fortran-minimum-statement-indent-tab
タブ形式の継続行スタイルを使用する場合の、Fortran命令にたいする最小のインデントです。命令本体はこれより小さい値でインデントされることはありません。デフォルトは8です。
以下のセクションでは、コメントのインデントを制御する変数を説明します。