30 大きなプログラムの保守 ¶
このチャプターでは、中規模から大規模のプログラムやパッケージを保守するためのEmacsの機能を説明します。これらの機能には、以下が含まれます:
- ソースファイルへの変更履歴を記録するバージョンコントロールシステム(VCS: Version Control
Systems)にたいする、統一されたインターフェースのサポート。
- プログラミングプロジェクトを扱うためのコマンド。
- プログラムの変更にたいして日時順のログを提供する、ChangeLogの保守に特化したモード。
- シンボル定義(“識別子(identifiers)”とも言います)を表示する一連のコマンドである、Xref。
- Emacs自身のIDEである、EDE。
- 開発の別ブランチで行なわれたプログラム変更をマージするためのモード。
- バグリファレンスのハイライト、およびissue tracker(問題追跡システム)内で参照されるバグレポートのvisit。
Lispの大きなプログラムをメンテナンスしている場合は、ここで説明している機能に加え、ERT(Emacs Lisp
Regression Testing)ライブラリーも便利だと思うかもしれません(ERT in Emacs Lisp
Regression Testingを参照してください)。
This page has generated for branch:work/emacs-30_69b16e5c63840479270d32f58daea923fe725b90, commit:5e3f74b56ff47b5bcef2526c70f53f749bbd45f6 to check Japanese translation.