デバッガーサブプロセスを開始する複数のコマンドがあり、それらは特定のデバッガープログラムに対応しています。
GDBをサブプロセスとして実行し、IDE-likeなEmacsインターフェースを通じてやりとりをします。このコマンドに間する詳細は、GDBのグラフィカルインターフェースを参照してください。
GDBサブプロセスとの入出力に、GUD interactionバッファーを使用してGDBを実行します((デバッガーの操作を参照してください))。そのようなバッファーがすでに存在している場合はそのバッファーに切り替え、存在しない場合はバッファーを作成して切り替えます。
ここにリストされている他のコマンドは、他のデバッガープログラムにたいして同じことを行います。
LLDBデバッガーを実行します。
Perlインタープリターをデバッグモードで実行します。
Javaデバッガーを実行します。
Pythonデバッガーを実行します。
Guile Schemeプログラムをデバッグするために、Guile REPLを実行します。
DBXデバッガーを実行します。
XDBデバッガーを実行します。
SDBデバッガーを実行します。
これらの各コマンドは、ミニバッファーを使ってデバッガーを呼び出すコマンドラインを読み取ります。ミニバッファーの初期内容は、デバッガーの標準的な実行ファイル名とオプションで、デバッグしたいと推測される実行ファイル名の場合もあります。シェルのワイルドカードと変数は、このコマンドラインでは使用できません。Emacsは‘-’で始まらない最初のコマンド引数を、実行ファイル名とみなします。
Trampは、同じリモートホスト上のデバッガーとプログラムによる、リモートデバッグ機能を提供します。詳細については、Running a debugger on a remote host in The Tramp Manualを参照してください。これはGDBのリモートデバッグ機能とは別の物です、なぜなら、プログラムとデバッガーは違うマシンで実行されるからです(Debugging Remote Programs in The GNU debuggerを参照してください)。