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13.4.1 po/内のPOTFILES.in

ディレクトリーpo/には、POTFILES.inというファイルが必要です。このファイルは、すべてのプログラムソースの中で、翻訳が必要だとマークされた文字列をもつファイルがどれかを告げるもので、以下のような内容です:

# List of source files containing translatable strings.
# Copyright (C) 1995 Free Software Foundation, Inc.

# Common library files
lib/error.c
lib/getopt.c
lib/xmalloc.c

# Package source files
src/gettext.c
src/msgfmt.c
src/xgettext.c

#マークのコメントと空行は無視されます。それ以外の行は翻訳用にマークされた文字列を含むソースファイルをリストした行(Mark Keywordsを参照してください)で、相対パスはPOTFILES.inのあるディレクトリーではなく、ディストリビューション全体のトップレベルからの相対パスです。

flexbisonのような、それ自身では翻訳可能な文字列を提供しないようなツールによりCファイルが自動生成されるときは、po/POTFILES.inには自動生成されたCファイルではなく、本当のソースファイル(flexのときは.lで終わるファイル、bisonのときは.yというファイル)を記述することをお勧めします。