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ディレクトリーpo/には、POTFILES.inというファイルが必要です。このファイルは、すべてのプログラムソースの中で、翻訳が必要だとマークされた文字列をもつファイルがどれかを告げるもので、以下のような内容です:
# List of source files containing translatable strings. # Copyright (C) 1995 Free Software Foundation, Inc. # Common library files lib/error.c lib/getopt.c lib/xmalloc.c # Package source files src/gettext.c src/msgfmt.c src/xgettext.c
#マークのコメントと空行は無視されます。それ以外の行は翻訳用にマークされた文字列を含むソースファイルをリストした行(Mark Keywordsを参照してください)で、相対パスはPOTFILES.inのあるディレクトリーではなく、ディストリビューション全体のトップレベルからの相対パスです。
flex
やbison
のような、それ自身では翻訳可能な文字列を提供しないようなツールによりCファイルが自動生成されるときは、po/POTFILES.inには自動生成されたCファイルではなく、本当のソースファイル(flex
のときは.lで終わるファイル、bison
のときは.yというファイル)を記述することをお勧めします。