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以下の数学的関数は、引数として整数と同様に浮動小数点数も受け入れます。
これらは三角関数であり、引数argはラジアン単位。
(asin arg)
の値は、sinの値がargとなるような
-pi/2
から
pi/2
(両端を含む)の数である。argが範囲外([-1, 1]の外)なら、asin
はNaNをリターンする。
(acos arg)
の値は、cosの値がargとなるような、0から
pi
(両端を含む)の数である。argが範囲外([-1, 1]の外)ならacos
はNaNをリターンする。
(atan y)
の値は、tanの値がyとなるような、
-pi/2
から
pi/2
(両端を含まず)の数である。オプションの第2引数xが与えられると、(atan y
x)
の値はベクトル[x, y]
とX
軸が成す角度のラジアン値となる。
これは指数関数である。この関数はeの指数argをリターンする。
この関数は底をbaseとするargの対数をリターンする。baseを指定しなければ、自然底(natural
base)eが使用される。argかbaseが負なら、log
はNaNをリターンする。
この関数はxにyを乗じてリターンする。引数が両方とも整数でyが正なら結果は整数になる。この場合オーバーフローによる切り捨てが発生するので注意しされたい。xが有限の負数でyが有限の非整数なら、expt
はNaNをリターンする。
これはargの平方根をリターンする。argが有限で0より小さければ、sqrt
はNaNをリターンする。
加えて、Emacsは以下の数学的な定数を定義します:
自然対数e(2.71828…)
円周率pi(3.14159…)