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19.14 ミニバッファー、その他の事項

Function: minibufferp &optional buffer-or-name

この関数はbuffer-or-nameがミニバッファーなら非nilをリターンする。buffer-or-nameが省略されるとカレントバッファーをテストする。

Variable: minibuffer-setup-hook

これはミニバッファーがエンターされたときは常に実行されるノーマルフックである。Hooksを参照のこと。

Variable: minibuffer-exit-hook

これはミニバッファーがexitされたときは常に実行されるノーマルフックである。

Variable: minibuffer-help-form

この変数のカレント値はミニバッファー内でhelp-formをローカルにリバインドするために使用される(Help Functionsを参照)。

Variable: minibuffer-scroll-window

この変数の値が非nilなら、それはウィンドウオブジェクトである。ミニバッファー内で関数scroll-other-windowが呼び出されたときは、このウィンドウをスクロールする。

Function: minibuffer-selected-window

この関数はミニバッファーがエンターされたときに選択されていたウィンドウをリターンする。選択されたウィンドウがミニバッファー以外のときはnilをリターンする。

User Option: max-mini-window-height

この変数はミニバッファーウィンドウのリサイズにたいする最大高さを指定する。浮動小数点数ならフレーム高さにたいする割り合いを指定する。整数の場合は行数を指定する。

Function: minibuffer-message string &rest args

この関数は数秒、あるいは次の入力イベントが到着するまで、ミニバッファーテキストの最後に一時的にstringを表示する。変数minibuffer-message-timeoutは入力がない場合に待機する秒数を指定する(デフォルトは2)。argsが非nilの場合、実際のメッセージはformatstringargsを渡して作成される。See Formatting Stringsを参照のこと。

Command: minibuffer-inactive-mode

これはインタラクティブなミニバッファー内で使用されるメジャーモードである。キーマップminibuffer-inactive-mode-mapを使用する。ミニバッファーが別のフレームにある場合には有用かもしれない。Minibuffers and Framesを参照のこと。