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プロパティ:width、:align-to、:height、:ascentの値は再表示の間に評価される特別な種類の式です。その評価の結果はピクセルの絶対数として使用されます。
以下の式がサポートされています:
expr ::= num | (num) | unit | elem | pos | image | form num ::= integer | float | symbol unit ::= in | mm | cm | width | height
elem ::= left-fringe | right-fringe | left-margin | right-margin
| scroll-bar | text
pos ::= left | center | right
form ::= (num . expr) | (op expr ...)
op ::= + | -
フォームnumはデフォルトフレームフォントの高さか幅、フォーム(num)は絶対ピクセル数を指定します。numがシンボルsymbolなら、それにたいするバッファーローカルな変数バインディングが使用されます。
単位in、mm、cmはそれぞれインチ、ミリメートル、センチメートルごとのピクセル数を指定します。単位widthとheightはそれぞれカレントフェイスのデフォルトの幅と高さに対応します。イメージ仕様imageはイメージの幅や高さに対応します。
要素left-fringe、right-fringe、left-margin、right-margin、scroll-bar、textはそのウィンドウの対応する領域の幅を指定します。
位置left、center、rightはテキストエリアの左端、中央、右端から相対的に位置を指定するために:align-toとともに使用できます。
(textを除いた)上記ウィンドウ要素は与えられたエリアの左端から相対的に位置を指定するために:align-toとともに使用することもできます。(最初に出現するこれらシンボルのいずれかにより)相対的位置にたいするベースオフセットが一度セットがされると、残りのシンボルは指定されたエリアの幅として解釈されます。たとえば左マージンの中央に位置揃えするには以下のようにします
:align-to (+ left-margin (0.5 . left-margin))
位置揃えにたいしてベースオフセットが何も指定されなければ、テキストエリア左端にたいして常に相対的になります。たとえばヘッダーライン内の‘:align-to 0’はテキストエリアの最初のテキスト行に位置揃えします。
(num
. expr)という形式の値はnumとexprにより生成される値を意味します。たとえば(2
. in)は2インチの幅、(0.5 . image)は指定されたイメージの幅(や高さ)の半分を指定します。
フォーム(+ expr ...)は式の値を合計します。フォーム(- expr
...)は式の値を符号反転または減算します。