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モード(mode)とはEmacsの挙動を簡便な方法でカスタマイズする定義のセットです。モードは2種類あります。マイナーモード(minor modes)は編集時にユーザーがオンとオフを切り替えられる機能を提供します。メジャーモード(major modes)は特定の種類のテキストにたいする編集や相互作用に使用します。ある時点においてバッファーはそれぞれ正確に1つのメジャーモードをもちます。
このチャプターではメジャーモードとマイナーモードを記述する方法、それらをモードラインに示す方法、そしてそれらのモードがユーザーが提供するフックを実行する方法を説明します。キーマップ(keymaps)や構文テーブル(syntax tables)のような関連するトピックについてはKeymapsとSyntax Tablesを参照してください。
• Hooks: | フックの使用法とフックを提供するコードの記述方法。 | |
• Major Modes: | メジャーモードの定義。 | |
• Minor Modes: | マイナーモードの定義。 | |
• Mode Line Format: | モードラインに表示されるテキストのカスタマイズ。 | |
• Imenu: | バッファーで作成された定義のメニューを提供する。 | |
• Font Lock Mode: | モードが構文に応じてテキストをハイライトする方法。 | |
• Auto-Indentation: | メジャーモードにたいするインデントをEmacsに伝える方法。 | |
• Desktop Save Mode: | Emacsセッション間でモードがバッファー状態を保存する方法。 |