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24.3.2 キーマップとマイナーモード

マイナーモードはそれぞれ自身のキーマップをもつことができ、そのモードが有効になるとそのキーマップがアクティブになります。マイナーモード用のキーマップをセットアップするにはminor-mode-map-alistというalistに要素を追加します。Definition of minor-mode-map-alistを参照してください。

特定の自己挿入文字にたいして自己挿入と同様に他の何かを行うように振る舞いを変更するのは、マイナーモードキーマップの1つの使い方です。(self-insert-commandをカスタマイズする別の方法はpost-self-insert-hookを通じて行う方法。Commands for Insertionを参照のこと。これ以外のself-insert-commandカスタマイズ用の機能は特別なケースに限定されておりabbrevモードとAuto Fillモードのためにデザインされている。self-insert-commandの標準定義から独自の定義への置き換えを試みてはならない。エディターコマンドループはこの関数を特別に処理する。)

マイナーモードはコマンドをC-cとその後の区切り文字よって構成されるキーシーケンスにバインドできます。しかしC-cとその後の{}<>:;のいずれかの文字、またはコントロール文字、数字より構成されるシーケンスはメジャーモード用に予約済みです。またC-c letterはユーザー用に予約済みです。Key Binding Conventionsを参照してください。