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以下の関数と変数は再帰ミニバッファーを処理します(Recursive Editingを参照):
この関数はアクティブなミニバッファーのカレント再帰深さを正の整数でリターンする。アクティブなミニバッファーが存在しなければ0をリターンする。
この変数が非nil
ならミニバッファーがアクティブでも、(find-file
のような)ミニバッファーを使用するコマンドを呼び出すことができる。このような呼び出しは新たなミニバッファーにたいして再帰編集レベル(recursive
editing
level)を生成する。内側レベルの編集中は、デフォルトでは、外側レベルのミニバッファーは非表示になる。minibuffer-follows-selected-frame
をnil
をセットしていれば、複数フレームで同時にミニバッファーを可視にできる。(emacs)Basic
Minibufferを参照のこと。
この変数がnil
ならミニバッファーがアクティブなときは、たとえ他のウィンドウに切り替えてもミニバッファーコマンドの呼び出しはできない。
コマンド名が非nil
のプロパティenable-recursive-minibuffers
をもつ場合には、たとえミニバッファーから呼び出された場合でも、そのコマンドは引数の読み取りにミニバッファーを使用できる。コマンドのinteractive宣言内でenable-recursive-minibuffers
をt
にしても、これを行うことができる(Using Interactiveを参照)。ミニバッファーコマンドnext-matching-history-element
(ミニバッファー内では通常M-s)は後者を行う。