Previous: ドットペア表記, Up: コンスセルとリスト型 [Contents][Index]
連想リスト(association list)またはalistは、要素がコンスセルであるように特別に構成されたリストです。各要素においては、CARがキー(key)で、CDRが連想値(associated value)であると考えます(連想値がCDRのCARに保存される場合もある)。リストの先頭への連想値の追加と削除は簡単なので、連想リストはスタック(stack)にしばしば使用されます。
たとえば、
(setq alist-of-colors '((rose . red) (lily . white) (buttercup . yellow)))
これは変数alist-of-colors
に3要素のalistをセットします。最初の要素では、rose
がキーでred
が値になります。
alistとalist関数についての詳細な説明は連想リストを参照してください。(多くのキーの操作をより高速に行なう)テーブルを照合する他の手段についてはハッシュテーブルを参照してください。