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2.4.6.3 連想リスト型

連想リスト(association list)またはalistは、要素がコンスセルであるように特別に構成されたリストです。各要素においては、CARキー(key)で、CDR連想値(associated value)であると考えます(連想値がCDRCARに保存される場合もある)。リストの先頭への連想値の追加と削除は簡単なので、連想リストはスタック(stack)にしばしば使用されます。

たとえば、

(setq alist-of-colors
      '((rose . red) (lily . white) (buttercup . yellow)))

これは変数alist-of-colorsに3要素のalistをセットします。最初の要素では、roseがキーでredが値になります。

alistとalist関数についての詳細な説明は連想リストを参照してください。(多くのキーの操作をより高速に行なう)テーブルを照合する他の手段についてはハッシュテーブルを参照してください。