Next: テキストのソート, Previous: Adaptive Fillモード, Up: テキスト [Contents][Index]
Auto Fillモードはテキスト挿入とともに自動的に行をフィルするマイナーモードです。Auto Fill in The GNU Emacs Manualを参照してください。このセクションではAuto Fillモードにより使用される変数をいくつか説明します。既存テキストを明示的にフィルしたり位置揃えすることができる関数の説明はfillを参照してください。
Auto Fillモードではテキスの一部を再フィルするためにマージンや位置揃えを変更する関数も利用できます。fillのマージンを参照してください。
このバッファーローカル変数の値はテーブルauto-fill-chars
(以下参照)からの文字の自己挿入後に呼び出される関数(引数なし)であること。nil
でもよく、その場合は特に何もしない。
Auto
Fillモードが有効ならauto-fill-function
の値はdo-auto-fill
。これは行ブレークにたいする通常のストラテジーを実装することを唯一の目的とする関数である。
この変数はAuto Fillがオンのときはauto-fill-function
にたいして使用する関数を指定する。Auto
Fillの動作方法を変更するためにメジャーモードはこの変数にバッファーローカル値をセットできる。
文字が自己挿入された際にauto-fill-function
を呼び出す文字からなる文字テーブル(ほとんどの言語環境においてはスペースと改行)。
この変数が非nil
なら行のフィルは自動的にコメントだけになる。より正確にはカレントバッファーにたいしてコメント構文が定義されていれば、コメントの外側の自己挿入文字がauto-fill-function
を呼び出さないことを意味する。