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このセクションでは文字がEmacsにより実際に表示される方法について説明します。文字は通常はグリフ(glyph)として表示されます。グリフとはスクリーン上で1文字の位置を占めるグラフィカルなシンボルであり、その外観はその文字自身に対応します。たとえば文字‘a’ (文字コード97)は‘a’と表示されます。しかしいくつかの文字は特別な方法で表示されます。たとえば改頁文字(文字コード12)は通常は2つのグリフのシーケンス‘^L’で表示されて、改行文字(文字コード10)は新たなスクリーン行を開始します。
ディスプレイテーブル(display table)を定義することにより、各文字が表示される方法を変更できます。これはそれぞれの文字をグリフのシーケンスにマップするテーブルです。ディスプレイテーブルを参照してください。