19.2 Edebug
EdebugはEmacs Lispプログラムにたいするソースレベルデバッガです。これにより以下のことができます:
- 式の前後でストップして評価をステップで実行する。
- 条件付きまたは無条件のbreakpointのセット。
- 指定された条件がtrueならストップする(グローバルbreakpoint)。
- ストップポイントごとに停止したり、breakpointごとに簡単に停止して低速または高速にトレースを行う。
- Edebug外部であるかのように式の結果を表示して、式を評価する。
- 式のリストを自動的に再評価して、Edebugがディスプレイを更新するたびにそれらの結果を表示する。
- 関数呼び出しとリターンのトレース情報を出力する。
- エラー発生時にストップする。
- Edebug自身のフレームを除外してbacktraceを表示する。
- マクロとフォームの定義で引数の評価を指定する。
- 初歩的なカバレッジテストと頻度数の取得。
以下の初めの3つのセクションは、Edebugの使用を開始するために十分な説明を行います。