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23.18.3 メニューとキーボード

キーボードイベント(文字かファンクションキー)で終わるプレフィクスキーがメニューキーマップであるような定義をもつときには、そのキーマップはキーボードメニューのように動作します。ユーザーはキーボードでメニューアイテムを選択して次のイベントを指定します。

Emacsはエコーエリアにキーボードメニュー、そのマップのoverallプロンプト文字列、その後に選択肢(そのマップのバインディングのアイテム文字列)を表示します。そのバインディングを一度に全部表示できない場合、ユーザーはSPCをタイプして候補の次の行を確認できます。連続してSPCを使用するとメニューの最後に達して、その後は先頭へ巡回します(変数menu-prompt-more-charはこのために使用する文字を指定する。デフォルトはSPC)。

ユーザーがメニューから望ましい候補を見つけたら、バインディングがその候補であるような対応する文字をタイプする必要があります。

Variable: menu-prompt-more-char

この変数はメニューの次の行を確認するために使用する文字を指定する。初期値は32でこれはSPCのコード。