この関数はbuffer-or-nameがミニバッファーなら非nil
をリターンする。buffer-or-nameがnil
か省略なら、カレントバッファーをテストする。liveが非nil
なら、この関数はbuffer-or-nameがアクティブミニバッファーのときだけ非nil
をリターンする。
このマクロは指定されたfunctionがminibuffer-setup-hook
を通じて呼び出されるように計らった後にbodyを実行する。デフォルトではfunctionはminibuffer-setup-hook
リストの他の関数の前に呼び出されるが、functionが(:append func)
というフォームなら、funcは他のフック関数の後に呼び出される。
bodyはミニバッファーを複数回使用しないこと。ミニバッファーが再帰的に再エンターされると、functionは最外のミニバッファーの使用にたいして1回だけ呼び出されるだろう。
これはミニバッファーがexitされたときは常に実行されるノーマルフックである。
この変数の値が非nil
なら、それはウィンドウオブジェクトである。ミニバッファー内で関数scroll-other-window
が呼び出されたときは、このウィンドウをスクロールする(テキスト的なスクロールを参照)。
この関数はミニバッファーウィンドウが選択される直前に選択されていたウィンドウをリターンする。選択されたウィンドウがミニバッファーウィンドウ以外ならnil
をリターンする。
この関数はmessage
(see エコーエリアへのメッセージの表示を参照)と似ているが、(典型的にはEmacsがユーザーに何らかの入力を求めたことによって)ユーザーがミニバッファー内でタイプする際にメッセージを特別な方法で表示する。ミニバッファーがカレントバッファーの際には、この関数はメッセージをエコーエリアに表示することによってミニバッファーのテキストが隠されることを避けるために、stringで指定されたメッセージを一時的にミニバッファーのテキストの終端に表示する。このメッセージは数秒経過するか、あるいは次の入力イベントが到達するまで表示される。
ミニバッファーがカレントバッファーでないときに呼び出されるとこの関数は単にmessage
を呼び出すので、stringはエコーエリアに表示される。
これはインタラクティブなミニバッファー内で使用されるメジャーモードである。キーマップminibuffer-inactive-mode-map
を使用する。ミニバッファーが別のフレームにある場合には有用かもしれない。ミニバッファーとフレームを参照のこと。