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関数redraw-frame
は与えられたフレーム(フレームを参照)のコンテンツ全体にたいしてクリアーと再描画を行います。これはスクリーンが壊れている(corrupted)場合に有用です。
この関数はフレームframeのクリアーと再表示を行う。frameが省略かnil
なら選択されたフレームを再描画する。
更に強力なのはredraw-display
です:
この関数はすべての可視なフレームのクリアーと再描画を行う。
Emacsではユーザー入力は再描画より優先されます。入力が可能なときにこれらの関数を呼び出すと、これらはすぐに再描画はしませんが、要求された再描画はすべての入力処理後に行われます。
テキスト端末では通常はEmacsのサスペントと再開によりスクリーンのリフレッシュも行われます。Emacsのようなディスプレイ指向のプログラムと通常のシーケンシャル表示のプログラムで、コンテンツを区別して記録する端末エミュレーターがいくつかあります。そのような端末を使用する場合には、おそらく再開時の再表示を抑制したいでしょう。
この変数はEmacsがサスペンドや再開された後にスクリーン全体を再描画するかどうかを制御する。非nil
なら再描画は不要、nil
なら再描画が必要であることを意味する。デフォルトはnil
。