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モードライン内では特定のテキストプロパティが意味をもちます。faceプロパティはテキストの外見に影響します。help-echoプロパティはそのテキストのヘルプ文字列に関連し、keymapによりテキストをマウスに感応させることができます。
モードライン内のテキストにたいしてテキストプロパティを指定するには4つの方法があります:
(:propertize elt
props…)構文を使用する。
:eval
formを含むリストを使用する。
キーマップを指定するためにkeymapプロパティを使用できます。このキーマップはマウスクリックにたいしてのみ実際の効果をもちます。モードライン内にポイントを移動させるのは不可能なので、これに文字キーやファンクションキーをバインドしても効果はありません。
risky-local-variableが非nilであるようなプロパティをもつ変数をモードラインが参照する場合には、その変数の値から取得または指定されるテキストプロパティはすべて無視されます。そのようなプロパティは呼び出される関数を指定するかもしれず、その関数はファイルローカル変数に由来するかもしれないからです。